
生成AI活用・アジャイル型カイゼン活動・文化醸成の3つの挑戦 ―現場から見えたアジャイル実践知【NRI Tech Talks#4】
参加枠 | 申込形式 | 参加費 | 参加者 |
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一般枠
|
先着順 | 無料 | 306人 / 定員350人 |
イベント内容
概要
アジャイルの有用性が広く知られる一方で、組織の規模や文化、開発体制の違いにより、その導入と定着には様々な課題が伴います。
特に、大規模案件、複数ベンダーとの協業、厳格な品質要求、属人的な開発文化などの制約条件のもとで「アジャイルらしさ」をどう実装するかは、実践知が求められる領域です。
本イベントでは、国内最大級SIerである野村総合研究所(NRI)が社内で取り組んできた、アジャイル実践のリアルを3つの現場事例からご紹介します。
Case 1|生成AIを活用した内製プロダクト開発 “athenAI” におけるアジャイルの挑戦
NRIが自社向けに開発している生成AI活用プラットフォーム「athenAI」のプロジェクトでは、アジャイルのプラクティスを用いたアプローチにより、実験的かつ高速な開発を推進。
GitHub CopilotやCodyなどのAIコーディング支援ツールを活用し、少人数・兼務型チームでも最大のパフォーマンスを引き出す体制設計と、プロダクトの質とスピードの両立を模索しています。
Case 2|レガシーシステム保守チームにおける“出島型チーム”の導入と変化
不動産情報サービスのエンハンス開発において、ウォーターフォール型が前提となる大規模体制の中で、「チーム固定×優先度ドリブン」の出島チームを構成。
スクラム導入に頼らず、“アジャイルな状態”をどう再現するかに挑戦し、実際に開発リードタイムの短縮・チームの自律性向上・コミュニケーションの質的変化を実現しました。
Case 3|NRIにアジャイルを推進するチームが!?デジタル変革部隊bit Labsの紹介
NRIには、社内の生産性向上を担う「生産革新センター」の中に、アジャイル支援を専門とするチーム「bit Labs(ビットラボ)」が存在します。 bit Labsは、サービスデザイン、アジャイル開発、データ分析に精通したメンバーで構成されており、社内外の現場に対して、アジャイル開発の立ち上げやカイゼンのコーチング、組織変革の支援などを幅広く行っています。さらに、800名を超えるメンバーが参加する社内コミュニティ「あじゃはぶ」の運営も手がけ、現場と組織をつなぐハブとしての役割も果たしています。 今回は、こうした活動を通して得られた知見から、アジャイルを現場に根づかせるための具体的なTipsを共有します。
本イベントでは、いわゆる“教科書的なアジャイル”ではなく、NRIの開発現場で積み重ねられた実践とその工夫にフォーカスします。
「うちの現場にはアジャイルは合わない」と思っていた方にこそ、ぜひお届けしたい内容です。
このイベントで得られること
- 大規模保守チームにおけるフロー効率重視の“出島チーム”の実践と成果
- 内製AIプロダクト開発におけるAIコーディングツール×アジャイルの実践例
- ペアプロ・モブワーク・CI/CD・テスト自動化など実運用ベースのプラクティス
- アジャイル導入を阻む組織的な壁と、それを乗り越えるための工夫
- “プロセス”としてではなく“状態”としてアジャイルをとらえる発想法
※配信URLは、申込者に対し本ページ上「参加者へのお知らせ」にて当日までに表示されます。
タイムスケジュール
時間 | 内容 |
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19:00〜19:05 | オープニング |
19:05~19:35 |
アジャイル×生成AIコーディングツール×内製開発で見えてきた景色徳永 翔太
生成AIを用いた処理を作成・実行できる開発プラットフォーム(athenAI)の内製開発を行っています。限られた工数で最大の成果を上げるために、アジャイルのプラクティスと生成AIコーディングツールをフルに活用しています。そのような開発現場における具体的な課題とその乗り越え方、そして「アジャイル×生成AI」がもたらす新たな可能性について、現場視点のリアルな知見を共有します。
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19:35~20:05 |
アジャイル要素を取り入れたエンハンス開発におけるチーム作り小林 良至
15年目を迎えたエンハンス開発チームでは、整備された開発フロー、ルールで品質状況は安定しているが、チームの柔軟性は低下。価値提供スピードを向上させたい顧客要望にマッチしないことが課題となった。アジャイルプラクティスを取り入れた実験チーム(出島チーム)を立ち上げてアジリティの高いチーム作りに取り組んだ内容とチーム全体の変化を共有します。
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20:05~20:15 |
NRIにおけるアジャイルな取り組み原田 佳明
NRI=大規模、ウォーターフォールのイメージが強いと思います。そこに強みがあることは間違いないのですが、実は社内、社外のアジャイルを推進するチームが存在します。社内コミュニティの運営、研修提供から現場の伴走支援、様々な支援をさせていただいています。今回はそんなbitLabsが実施している活動についてご紹介させてください。
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20:15~20:30 |
パネスディスカッション「ここだけで明かします、アジャイル活動のリアルな裏話」
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20:30~20:45 | 質疑応答 |
20:45〜20:50 | クロージング |
※ 当日予告なく時間配分・内容が変更になる可能性がございます。
登壇者

デジタルインテグレーション推進部

産業ソリューション事業部

生産革新ソリューション推進部
参加対象
- アジャイル開発の導入や推進に取り組んでいる、または興味がある方
- スクラムマスター、プロダクトオーナー、開発リーダーなどチーム運営に関わる方
- ミッションクリティカルな大規模システムの開発・保守を担当されている方
- 内製開発チームを率いている、あるいは組織内で内製化を進めている方
- エンタープライズ領域で業務改革やDXを推進している方
- 「アジャイルってウチでもできるの?」と悩んでいる方
参加にあたっての注意事項
- 参加を辞退する場合は、詳細ページより申込のキャンセルをお願い致します。
- 配信映像や音声は各自の通信環境に依存します。なるべく通信環境の良い状態で視聴ください。
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